五十肩ではなかった

昨年末に五十肩だと思っていたが、実は首からくる痛みだったのです。
週一で首を含めた全身治療してもらい、自分でも首周りに鍼をしたり、小豆カイロで首を温めたりしながら1ヶ月ほどで痛みもなく、今は全く気になりません。但し、私自身は鍼に慣れているので太めの鍼&刺激が多めになっています。(5番〜10番くらいを使い分けてます)

きっと同じような方も多いと思うので、気になる方はお気軽にご相談ください。
もちろん、私と同じではなく様子を見ながら鍼や刺激量は調整しますのでご安心ください。

大切なのは普段から首を冷やさず温かくしてあげる事。
ネックウォーマーなど上手く活用してくださいね。

精子も老化するの?!

不妊治療となると”女性側の原因”と考える方が多いと思います。

でも、実際には2017年の世界保健機関の調査によると、男性のみが原因24%、男女両方ともが24%と合わせると48%と約半数は男性にも原因があると言われています。

そして、卵子の老化ばかり言われていますが、男性も35歳を過ぎてくると精子の質は低下してきます。精子もきちんと老化しています。

でも、病院では運動率や数は問題ないって言うし、精子は毎日作られるので新しいから卵子とは違うよね…?

実は多くの病院では精子については運動率や数の検査になりますが、顕微レベルでみると頭が欠けていたり、中が空洞だったり、尻尾が短い、切れているなど異常な精子がとても多く、ここまで調べてくれる病院はまだ少ないです。

例えば…

•20歳の工場から20歳の材料で作られる
•35歳の工場から35歳の材料で作られる
•メンテナンスを35年間をしていない工場で管理もされていない材料で作られている
•35年間日々メンテナンスを怠らずきちんと管理されていた材料で作る

天の邪鬼さんもいるかと思いますが、私は20歳の工場、35年間メンテナンスしている工場の商品を選びます。

そうです、私も若いほう、もしくはきちんと管理している方が良いとは思っています。

そして男性の場合、生活改善、食事の改善や運動等をすると3ヶ月位で精子の質が上がってきます。
早い人だと1ヶ月くらいで変化があったりしたり、身体も健康的になって一石二鳥です!

今一度、ご自身の精子に向き合ってみませんか?

不妊に対する鍼灸治療について

不妊鍼灸治療に来る方は色々と試しても良い結果が出ず、最後に鍼灸を選択してきたと言う方も少なくないです。

鍼灸治療をしたから必ず妊娠する。と断言は出来ませんが、きちんと通院している方はやはり良い結果が出やすい傾向にあります。

特に体外受精に取り組んでいる方には、少なくとも週に1回を3〜6ヶ月は続けて欲しいです。

理由としては、体質を上げていくのは簡単ではありません。コツコツとした積み重ねが大事になります。併せて、長い間の不妊治療による薬の使用により、卵巣が疲れてしまっている方も多いからです。

ダイエットも一時的に頑張ると痩せるかもしれませんが、リバウンドもしやすく逆に太ってしまう事が多いですよね。でも、少しずつ無理せず減量していった方はリバウンドも少なく、健康的な状態をキープしやすくなるのと同じようなイメージです。

細かい事で言えば、基礎体温がキレイな二層性の状態が3ヶ月続くと以降の卵子の質は上がってくると言われており、この時点で少なくとも3ヶ月必要なのです。そして、二層性になるように身体を作っていくための時間が必要になってくると言う事です。

薬により、採卵数は増えるかもしれませんが、質が良くなっている訳ではないです。多くの方が個数にこだわってしまいがちですが、中身の質が良くないと結果的には意味がないです。

私がいつも患者さんには『数年後に後悔しないために、ご主人や他の人とは関係なく、ご本人が後悔なくやりきって欲しい』と話しています。

もちろん、体外受精などは高額治療ですし、その上、毎週鍼灸治療に通う費用も重なるのは経済的にキツいのも充分理解しています。

でも、不妊治療は“今”この瞬間が一番大事なんです。後でも先でもなく“今”なんです(林先生みたいですが…)。

不妊治療は努力しても結果が必ずでるわけではなく、正解がないのも事実です。
これが、いつも私が思う不妊治療の大変さだと思っています。

脂肪腫にも鍼灸

脂肪腫に鍼。イボにはお灸でしたが、今回は鍼で。
頭の傷の部分が膨らみ、病院での診断は脂肪腫。
特に問題はないけど、髪をあらうたびに気になってしまうとのこと。

そこで、顔用の鍼で脂肪腫を囲むように固まりの下の方に鍼を入れていく治療を続けました。治療の度に小さくなり、美容師さんにも指摘されたそうです。

患者さんが喜んでくれると私も嬉しいです。 
但し、できものには沢山種類があり、病院での治療が必要な物もあったりします。
診断を受けてからの治療になりますのでよろしくお願いします。

♪ 写真は治療イメージです♪

捻挫の治療

捻挫の治療は鍼灸だけではなく、吸い玉を使うこともあります。
先ずは腫れを取り、治療1〜3回は数日以内に来て頂き、
以降は状態を見ながら決めていきます。

捻挫は早めの対応で予後が違います。
もちろん、整形外科でレントゲンを撮って骨に異常がないかを確認してください。
骨に問題が無ければ鍼灸治療もすぐに対応できますのでご相談ください。

口内炎のツボ

口内炎って地味に痛いですよね。口内炎に効くツボって色々あるんですよ。

①太衝:足の親指と人差し指の間をたどって止まるところ
①太白:足の親指外側付け根近くの骨がボコッとしたところ
①はセットで行ってください。

②口瘡点:手の中指の付け根の真ん中あたり③女膝:踵の境目のところ

お灸はチリっと熱さを感じるくらいまで。右側には右、左側には左のツボ、真ん中なら両側試してみてください。

最近、全部試したのですが、私のイチオシは②の口瘡点です。
早いと翌日とかには気にならなくなりますよ。

むくみのツボ

梅雨真っ盛り。
湿気で身体が重い、浮腫んでしまう。

今回はツボで解消!三陰交と陰陵泉の2つのツボの合わせ技です。

鍼がオススメですが、お灸でも大丈夫!むくみが強い方は火傷しやすい場合があるので、
気をつけてお試しください。

湿気以外でも夕方になると脚がむくむ方や妊婦の方もですよ。

打撲にお灸

打撲初日に直接お灸をしました。翌日の方が赤みが強いですが、痛みは和らいでます。
その後放置して初日から5日目、お灸の跡がありますが赤みも痛みもありません。

打撲の度合いにもよるとは思いますが、今回はお灸の方が治りが早い気がしました。
それにしても、足の指をぶつけると何故あんなに痛いんでしょうね…