なんで鍼灸師に?

なぜ鍼灸師に?

よく、聞かれてきた質問です。

会社員を辞めてこの資格を取るときには必ず聞かれていました。

当時は自分なりに正しい回答をしていたのですが、
最近、よく分からなくなる時があります(笑)。

こんな事を書くと、不謹慎と言われてしまいますが、
その頃は新しい事する自分自身に理由付けが欲しかったんだと思います。 

私と鍼灸の出会いは高校生の時です。
ギックリ腰になり、色々な治療を受けていく中で確実に良さを感じられたのが鍼治療でした。

しかも、治療を続けていると腰以外だけではなく身体全体、
体調が良くなるのでどハマりです。
まさか自分が鍼灸師になるとは微塵も思っていませんでした。

でも、鍼の効果は実感しているし、沢山の人にも鍼灸の良さを知って欲しい、
もっと気軽に治療を受けてくれるようになって欲しいからです!

と説明していました。

あとは、一生できる資格だからです。
正直、これが一番でした(笑)。

鍼灸の良さを知って欲しい。
今でもその気持ちは変わっていません。

その上で、この仕事を続けているのは、
患者さんの体調が良くなって帰っていくのが嬉しい。
単純に今はそれだけです。

そしてさらに、もっとじっくりと一人一人の患者さんと向き合える治療をしていきたいと思うようになり、今日に至ります。

こんな私ですが、どうぞ宜しくお願い致します。

簡単な自己紹介です。

私の鍼灸師としてのスタートは不妊治療からです。
その後は小さい子から年配の方まで対応している治療院などに勤務していました。
現在も週に数日、他の治療院で勤務しています。

初めて勤務したところでは、不妊治療をメインに幅広い疾患に対応する鍼灸院でした。
主訴が筋骨系から内臓、精神的なことなど様々な患者さんの治療をし、
それぞれ別のものとして捉えていました。

今は不妊治療とは全てのことが含まれていると思っています。
単純に卵巣や子宮を良くするだけではなく、体全体が健やかになり、
精神が安定することが良い妊活に繋がっていると感じているからです。

たまに、不妊の事以外は治療してもらえないと思っている患者さんがいます。
とても勿体無いです。せっかく鍼灸治療にきているのにと思っていました。
とはいえ、時間の都合上、全てのことに対応出来ていなかったのも事実です。

その後は、年配から小さいお子様がくる鍼灸院での勤務でしたが、
ジャンルも様々で今までの患者さんとは全く違う症状ばかりでした。
ここでは今まで経験してきたことに肉付けする、
新しい症例への施術方法など多岐に学ぶことができました。
でも、ここでも時間の制約があることがもどかしく感じる事もありました。

もちろん、時間内に結果を出すことが基本です。
でも制限することでのストレスを感じていたため、私の治療院は余裕を持った時間にしています。
遠慮せず気になることがあれば、まずはご相談ください。
出来る限り対応しますので、ご安心ください。

写真は最初の治療院で先輩を練習台にしている時のです。
懐かしい〜。